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ゲーム好きマイペース人生の軌跡:年輪日記

就職して子供も生まれて…と、気がつけば10年以上。マイペースなゲーム好きの日常を綴ったブログです。

大ヒット漫画って?

漫画

前回の投稿のあとになんとはなしに考えていたのですが、そもそも大ヒット漫画ってどう生み出せばいいんでしょうね。

ONEPIECE』が72巻で累計発行部数3億を突破するそうです。
72巻で割ったとして、全巻そろえているのが416万人。
誌面の読者層とは仮に重複がなかったとして、ジャンプの発行部数が約300万部なので、計716万人。
日本の人口が1億2760万人なので、人口の5.6%。

……おお、意外に少ない。

文化庁のアンケート結果だと漫画読む割合は58%くらいはありそうなので、レイトマジョリティまで行き渡っていることになります。
(対象者が16歳以上なので、実際にはもう少し比率が高くなりそうな気もします。)

≫平成20年度「国語に関する世論調査」の結果について

が、一番売れている『ONEPIECE』でも漫画読者の10%にリーチできていないってことは、好みが別れるといううことですね。
ほー。
となると、簡単にこれが王道だ!というのは言えなさそうな気がします。

さて、最終的には中身が重要とはいえ、どんな商品でもマーケティング上は接点が多いほうが有利なハズ。
そうだとすると、掲載雑誌の発行部数は大きく影響しそうです。
こちらのサイトに2007年の発行部数ランキングがありました。
超シンプルに言えば、少年サンデーに掲載されても、少年ジャンプの1/3しか接点が持てないということになります。

発行雑誌以外にコミックスの売上に影響がありそうなのは、アニメ化やメディアミックスでしょうね。
こちらのサイトのグラフが『ONEPIECE』の初版発行部数の推移を見る上で超わかりやすいのですが、1999年以降急カーブで発行部数が伸びています。
ONEPIECE』がアニメ化あれたのが1999年10月ですので、やはり影響は大きい気がします。
(本当はもうちょっとサンプリングすべきですが。)

ということは、アニメ化を行う方針の出版社に掲載されたほうがヒットさせるには有利――かもしれません。
そう思ってどこかに雑誌別アニメ化一覧が無いかと思ってググって見たものの、残念ながら見つからず。
年間でのアニメ化本数や、「アニメ化本数/作品数」のパーセンテージとかが出ると面白かったのですが…。

とはいえ作風や相性もありますし、一概に発行部数とメディアミックスの頻度だけで雑誌を選ぶわけにはいかないでしょうね。
ただこれから漫画家になる場合、「どういった段階を踏むか」で成果が大きく変わりそうな気もします。
電子書籍での無料配布して知名度を上げ、追加購入で収益を稼ぐなどのビジネスモデルも出てきており、選択肢が増えつつあるのは間違いありません。
バクマン』の中に多数の意見を集め漫画制作を行うという手法が出てきましたが、クラウドソーシングの発達によって、実際にそういう手法での成功例が出てきてもおかしくなさそうです。

ちなみに最近イチオシの作品『蒼き鋼のアルペジオ』と『東京トイボックス』。
どちらもアニメ化されてすっかりメジャーに。
ちょっと前まで、置いてある書店のほうが珍しいくらいだったのですが。
喜ばしい限り。