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ゲーム好きマイペース人生の軌跡:年輪日記

就職して子供も生まれて…と、気がつけば10年以上。マイペースなゲーム好きの日常を綴ったブログです。

続 最後の死が意味するもの(ファイナルファンタジータクティクス)

続き。

FFTは、中世的な意味での神を殺す物語です。

ラムザが神の虚構を暴き、聖なる天使を殺す物語。
そして、ディリータが不条理な現実を一身に受け、神のいない現実を描きながら、懸命に生きる物語。

この作品でどこまで意図して表現されていたかは別として、作り手が常に現実の厳しさと、その中でも諦めない人間に強い関心があったに違いありません。

残念ながら、ディリータは最後まで失わなければならなかったわけです。
ですが、歴史が記すように彼が賢王としてその後に名を残したのであれば。
彼は最後の喪失にもその強さを失うことなく、現実を諦めることなく、前に進み続けたとうことにほかなりません。
過去、身分を乗り越え、妹の死を乗り越えた様に。

現実は厳しい。けれどそれに諦めないときにこそ、ドラマは生まれ人間は輝く。

僕にとってディリータとはそういう存在で、この作品にとっても、まさしくラムザのもう一面でありもう一人の主人公だったと言えるのではないでしょうか。

 

ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争