読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゲーム好きマイペース人生の軌跡:年輪日記

就職して子供も生まれて…と、気がつけば10年以上。マイペースなゲーム好きの日常を綴ったブログです。

『スウィーニートッド』感想

ティム・バートンの最新作『スウィーニートッド』を見てきました。

表現が適切かは分かりませんが、「面白い」作品でした。基本的に暗いユーモアに溢れる物語なので、好き嫌いは分かれそうです。

また殺人鬼と化した理髪師が主人公という設定からして推して知るべしですが、予想以上に出血シーンが多く登場します。血飛沫やカミソリが苦手な方はご用心を。

ただ、血の流れ方ひとつとっても、ああ、ティム・バートンだなぁと思わせてくれます。残酷で不浄なのに、絵になります。とくに最後のシーンはまるでピエタのようで、美しさすら感じさせました。

以下はネタバレが含まれるので見た方だけ。

トッドの動機や物語の終わり方は、僕にとっては違和感のないものでした。彼の狂暴な怒りも想像に難くないですし、結果として社会契約から外れたトッドやラベットがあのような結末を迎えたのも、当然だったと思います。

たぶんトッド自身にとっても悪くない結末であったはずですし、その意味でティム・バートンは「良心的」ですらあったと言えます。社会に対しても、登場人物に対しても。

いやしかしジョニー・デップは波間に漂うのが好きみたいですね(笑) 暗いなかに笑いの種を蒔いておくあたり、流石です。お時間のある方は、是非。