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ゲーム好きマイペース人生の軌跡:年輪日記

就職して子供も生まれて…と、気がつけば10年以上。マイペースなゲーム好きの日常を綴ったブログです。

ガンダムSEED DESTINY 最終回

…。
一応まともな感想を書くことを試みるならば。
ストーリーが破綻したことが致命的でした、『シード・デスティニー』。

デュランダルやタリアといった新キャラクターの人物は魅力的で、滑り出しはけっして悪くなかったと思います。
またデュランダルが後半に打ち出す「Destiny Plan」も、登場のさせ方はともかく、要素としては面白さがありました。
人間を完全な管理下におき、社会における「齟齬」をなくすというのは古典SFより取り上げられているテーマです。よくあるのは自分がそうしたシステムの中に組み込まれ、管理されていることに気づいてしまうというパターン。映画『マトリックス』なども視点は異なれど、この1ヴァリエーションといってもよいでしょう。

『シード・デスティニー』ではこうした管理システムを導入しようとする段階を描こうとしたという点で、評価できるかと思います。――しかしながら、物語の展開に説得力(文脈、論理性といってもよい)がなく、人物や「Destiny Plan」といった設定をまったく活かしきれていませんでした。とくに前作の主人公であるキラ達が出てきたあたりから、破綻が加速、ツッコミどころ満載に。
正直、「ガンダム」ではなく「ガンダムSEED」という作品なので、どうやって一個人がアークエンジェル級の戦艦やらエターナルやらMS生産工場を管理運営するんだ等の細かい点(…)は目をつぶるとしても、キラ達が政治やら国権やらを超越し、所構わず力を振るう展開には唖然。

そして新主人公であるシン=アスカは、結局最後まで存在意義を見出せませんでした。守るべきものを守れなかったことから、二度と戦争のない世界を目指すという動機付けのあるキャラクターなのであれば、あんな中途半端な形で放置せず、完全にデュランダル側においてしまってもよかったのではないでしょうか。

前作があれだけ(商業的には)成功していながら、この失敗は勿体ないことこのうえない…。

蛇足。
イザーク=ジュール。せっかく白服(隊長服)になったのに、次はディアッカと揃って緑服に降格かなー。