ゲーム好きクラスタの楽な生き方:年輪日記

ゲーム、アニメ、漫画、ビジネスと、生活の効率化について。就職して子供も生まれて…と、気がつけば10年以上。マイペースなゲーム好きの日常を綴ったブログです。

「ブレイクブレイド」の魅力をまとめてみた

「ブレイクブレイド」とは、コミックメテオというWebコミックから刊行されている、「ファンタジー」x「ロボット」x「戦記物」です。

この作品掲載媒体がそれほどメジャーではないためか今一歩広がってない気がするのですが、もっと売れても良い作品だと思います。

一言で言えば、面白い。

 

カタルシスを感じる設定と物語構造

主人公のライガットはアンソーサラーと呼ばれる「魔力無し」の存在です。この世界では常人は魔力を持っており、それを元にゴゥレムと呼ばれる機動兵器などを動かしており、魔力無しは無能扱いされています。

この設定、サガフロンティア2のプレイヤーは、ギュスターヴを思い出すのではないでしょうか。

 

サガフロ2のギュスターヴはアニマと呼ばれる魔力を持たなかった故に金属錬成に着目し鋼の力で覇権を得ますが、このライガットも魔力無しであるが故に、デルフィングという古代の特殊なゴゥレムを動かすことができることが判明し、力を得ることになります。

この「人と違い差別されてきたことが力の源になる」という構造そのものが、とても強いカタルシスを生み出しています。

 

さらにライガットの所属するクリシュナは大国アテネスに狙われており、基本的には苦しい立場に置かれています。

そんな中でデルフィングの活躍もありどうにか善戦するものの、ボルキュスという非情な敵役が現れることでより大きな喪失を経験することになります。

この厳しい状況からの逆転が、ライガットの実直な性格もあって、大きな盛り上がりを見せてくれます。

こうした物語構造も、ブレイクブレイドの大きな魅力になっています。

 

虐げるものと虐げられるものの対決と逆転、この古典的ともいうべき展開をうまく取り込んでいます。

 

魅力的なキャラクターたち

ブレイクブレイドのもう一つの魅力は、敵味方を問わず行動原理がきちんと描かれており、魅力的であることです。カッコいい、可愛い。

ヒーローヒロインであるライガットやシギュンが直情型であることをもどかしく感じる人も多いようですが、本質的に人間は感情で動くので、個人的にはあれで良いと思っています。

それに二人とも基本的には他人のために感情を動かされるタイプなので、不快ではありません。つまり、視座の違いはあれ、基本的には義憤の人です。

そしてそれを取り巻くキャラクターたちが、不足している部分を補ってくれています。憎きボルキュスですら、魅力的に描かれています。

 

ちなみに僕はナルビィ一押しです。素敵すぎる。

ブレイクブレイド(6) (メテオCOMICS)


この後の展開が楽しみ

クリシュナ首都攻防戦で一旦のピークを超えたものの、本当のライバルであるゼスたちとの対決はこれからです。

コミックス派としては刊行速度がゆっくりなのがもどかしいものの、着実に物語は前進しているので、楽しみに待ちたいと思います。

 

[まとめ買い] ブレイクブレイド