ゲーム好きクラスタの楽な生き方:年輪日記

ゲーム、アニメ、漫画、ビジネスと、生活の効率化について。就職して子供も生まれて…と、気がつけば10年以上。マイペースなゲーム好きの日常を綴ったブログです。

電子書籍の先行リリースが主流になるか

いまだに電子書籍後発の出版社が多いのですが、もはや完全に電子書籍に切り替えた僕としては、同発のところがもっと増えてほしいと考えています。

 

Kindleの料率は?

これ、現在どの程度かは不明です。

個人の場合はAmazonが65%ですが、Kindle参入時に出版社へ提示された料率は55%と言われていました。

紙の書籍の卸価格が定価の67%前後、かつ返本リスクが5%程度といわれているため、その差は10%弱となります。

ビジネスとして考えた時に、この差は決して小さくはありません。

おそらくですが、多くの出版社がまだ電子書籍優先に踏み切れない理由はこのあたりにあるのではないかと思われます。

 

電子書籍のメリット

とはいえ電子書籍には大きなメリットがあります。

印刷コストがかからないなどはむしろ小さいはずで、本当のメリットは「売上の最大化」です。

まとめると以下の3点です。

  1. 在庫が無限にあるため伸び代のある時に売り切れになることごない。
  2. ロケーションに依存せずいつでも買えるので機会損失がない。
  3. リユース、シェアリングエコノミーの影響を受けない。

最近は特に3番の意味合いが大きくなりつつあるかと思います。

メルカリカウルやブクマのような本を扱うシェアリングサービスを覗いてみると分かりますが、新刊でも読み終わるとすぐに定価より安く流れてきます。

ここに流れた本は購入して読み終わると再度中古として販売されて、出版社へ一円も利益を落とさずにぐるぐるとユーザ間を回ることになります。

これはもちろん物理的な本だからこそ発生するもので、電子書籍であれば転売そのものが不可能になります。

実際にどの程度の影響があるか正確な数字を把握することは困難ですが、今後一層この手のシェアリングエコノミーが浸透していくことを考えると、「一度読み終わればほぼ役割を終える」本は、ビジネス面で大きな影響を受けていくことになります。

まあこれは本に限らず、音楽CDやスタンドアローンのゲームも同様です。

 

こういった点を考えると、今後デジタル販売が先行になってもおかしくありません。

 

Win-Winを作る電子書籍

出版社の利益同様、シェアリングエコノミーは作家などの著作権者にも大きな影響を与えます。

電子化が進み購入時に必ず著作権料が作家さんに落ちて還元されるようになれば、それを糧に次の新しい作品が生み出されていきます。

消費者はどうしても短期的な利益に目が行きがちですが、こういった環境ができることで、最終的に「次のコンテンツ」というリターンが得られるようになります。

 

上記のような理由で、個人的にはもっともっと電子書籍化が進んでほしいところ。

中古本のほうが安いとか、発売日に電子書籍がない、特典がつかないなどの理由で、気持ちよく電子書籍を購入できない理由が早く無くなれば良いのにと思う次第です。

 

蛇足

最近のおすすめ漫画は「約束のネバーランド」です。

先の読めない展開、個性的なキャラクター、丁寧な絵でとてもオススメ!